金庫の分厚い扉には何が詰まっているのでしょうか

金庫の暑い扉

金庫というのは基本的に防犯用ですが、火事などの災害からも大事なものを守るための金庫というので防火金庫があります。大体のオフィスなどにある業務用金庫というのはこの防火金庫になっているようですが、本体もですがその扉も非常に分厚く頑丈です。そしてこの扉の中にはなんと水が入っているのだそうです。分厚い金属の中には熱を伝えにくくする発泡コンクリートやケイソウ土が詰まっている他に、温度を下げるための水が含まれていて、火事などで耐火金庫が高温にさらされると水が水蒸気となって気化熱で金庫内の温度を下げ、さらには扉の隙間から外へ漏れ出し火の侵入を防ぐという役割をしているそうです。
(参考:カラフルな金庫が登場すると世間はこう変わるかも?

ただ耐火金庫の水は熱にさらされていなくても蒸発してしまうらしく、この水がなくなると耐火性能が大幅に低下してしまうために耐用年数があるようです。
そしてよくスパイ映画やテレビ番組などで見る地下にある巨大金庫室の分厚い扉ですが、1メートル以上もある分厚さでこの扉を破るのは不可能とも言われています。この扉には、電気ドリル、バールなどの破壊工具に耐える性質である対錐性、ガス溶断機などの熱に耐える対溶断性、ハンマーや爆破などの衝撃に耐える耐衝撃性の3つを併せ持った特殊合金が詰まっているそうです。なんともすごい金庫ですね。